ファンド名 | 信託報酬 | |
---|---|---|
第1位 | eMaxis slim 全世界株式(除く日本) | 0.15336% |
第2位 | SBI・全世界株式インデックス | 0.15% |
第3位 | 楽天・全世界インデックス | 0.2196% |
第4位 | eMaxis slim 先進国株式 | 0.11772% |
第5位 | 楽天・全米株式インデックス | 0.1696% |
※ 各ファンドともに、以下条件は共通です。
- ノーロード(購入手数料¥0)
- 信託保留財産 ¥0
- 為替ヘッジ 原則なし
第1位 eMaxis Slim 全世界株式(除く日本)
ベンチマーク | MSCI ACWI Index(日本除く) |
信託報酬 | 0.15336% |
決算日 | 年1回 4月25日 |
姉妹ファンドで「含む日本」バージョンもあります。
本サイトでは「日本市場には投資しない!?」の考えを反映し、「除く日本」を選択しています。
人類史投資法の考えでは、このファンドだけで大丈夫です。
この一本で、日本以外の全世界市場に投資していることになります。
なお、「ファミリーファンド方式」で運用されていることも強み。
コストが最小限で、利益は最大限投資家に配分されているからです。
第2位 SBI・全世界株式インデックスファンド
ベンチマーク | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース) |
信託報酬 | 0.15% |
決算日 | 年1回 11月12日 |
愛称 | 雪だるま(全世界株式) |
低コストで全世界市場をカバーできる1本。
「シュワブ U.S. ブロード マーケット ETF」 「SPDR ポートフォリオ」のETF等を通して、全世界株式に投資しています。
実質「ファンド・オブ・ファンズ方式」なのと、日本市場にも投資している点を考慮して、eMaxis Slim全世界株式(除く日本)に続く第2位。
とても魅力ある1本。
ファンド・オブ・ファンズ方式ーーー投資信託ファンドがさらに別の投資信託を購入する仕組み。分散効果が期待できるが、実質コストが多重にかかってしまう。 |
第3位 楽天・全世界株式インデックスファンド(VT)
ベンチマーク | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース) |
信託報酬 | 0.2196% |
決算日 | 年1回 7月15日 |
愛称 | 楽天・ヴァンガード・ファンド(全世界株式) |
有名なヴァンガード社の全世界株式ETFに投資。
これまでは日本で購入するのが難しかったところ、このファンドの誕生でお手軽な購入が可能に。
ベンチマークである「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)」は、全世界の先進国から新興国まで、47カ国約8,000銘柄で構成。
これは全世界で投資可能な市場時価総額の98%以上をカバー。
小型株も投資対象に含まれているため、「小型株効果」まで期待できます。
2019年2月から信託報酬がさらに下がって、現在0.2196%。
唯一の難点は「ファンド・オブ・ファンズ方式」のため、売却時の譲渡益には現地国・米国・国内の実質3重課税という点。
したがって とても魅力あるファンドではあるものの、実質コストはもう少しかかっていることになると見られ、本サイトでは第3位としました。
小型株効果 — 一般的に、小型株は大型株よりもリターンが高い傾向があるとされている。 |
第4位 eMaxis Slim 先進国株式
ベンチマーク | MSCI Kokusai Index(円換算ベース) |
信託報酬 | 0.11772% |
決算日 | 年1回 4月25日 |
ベンチマークである「MSCI Kokusai Index」では、日本以外の先進国市場に投資。
全世界ではありませんが、先進国株式は全世界市場の大きなシェアを占めています。
具体的には、全世界株式市場の約80%が先進国。
つまり、この先進国インデックスの動きで、全世界市場の動向がほぼ決定。
グローバル化する世界で、先進各国は市場を自国のみから世界へと広げています。
これからも世界経済を牽引していくであろう先進国インデックスには、根強い人気があります。
全世界株式ファンドに加えて、先進国の比率を上げてみたい方には、この「eMaxis Slim先進国株式(日本除く)」がおすすめ。
何と言っても信託報酬の低さが圧倒的。
2017年に導入されたばかりの若いファンドですが、母体が三菱UFJ国際投信。
三菱UFJ国際投信のeMaxisシリーズは 純資産合計が約3700億円と、とても安心感があります。
第5位 楽天・全米株式インデックスファンド(VTI)
ベンチマーク | CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース) |
信託報酬 | 0.1696% |
決算日 | 年1回 7月15日 |
愛称 | 楽天・ヴァンガード・ファンド(全米株式) |
実は、全世界株式インデックスの50%以上が アメリカ株式で構成。
企業の全世界時価総額ランキングTop10はApple社(時価約70兆円)をはじめ、アメリカ企業が独占しています。
世界市場は、まさに全米株式市場の動向次第。
インデックス投資家の中には、全世界でなく全米インデックスを推すことも。
その全米株式インデックスを、日本円で気軽に積み立てることができるようになりました。
「楽天・全米株式インデックスファンド」は全米約3600銘柄に分散投資。
ヴァンガード社の全米ETFが投資対象。
今後も数十年、アメリカが世界経済を牽引していくと強い確信をもたれる場合は、オススメのファンドです。