涙の意味

時々起こる「ドアチェーンをかけちゃう事件」

けんは時々、小さな「事件」を起こします。

昨夜もそんなことがありました。

私が仕事から帰って玄関の鍵を開けて家に入ろうとすると

ドカッ!と音がしてドアが開きません。

時々あるのですが、けんが私より先に放デイから帰った際、

ドアの鍵だけでなく、チェーンもかけてしまったのです。

仕方ないから「ピンポン」を押して妻を呼びます。

夕飯を作っていた妻は忙しそうに「もー、けーん」と言いながらチェーンを外してくれました。ちょっとプンプン。

これ、実は一昨日もだったので、今回は二日連続。

それで私は けんを呼びました。

「けーん、ちょっとおいでー」

「これ(チェーン)はしません、こうします(開けておく)。 これはしません、こうします。分かった?」

最近、言葉の理解が進んできたので、ジェスチャーも付けましたし、意味は伝わったはずです。ところが・・・

けん「・・・・・・」(泣き顔)


何が悲しいのか?

時々あるのですが、「心から悲しい」という感じの泣き顔。。。

「ドアチェーンはかけないでくれよ」と言われて、なんでこんな悲しい顔をするのかな?と考えます。

けんの気持ちは

「善かれと思ってやったのに」なのか、

「また悪いことしちゃった」なのか、

「僕を嫌わないで」なのか、

「ダメって言われても我慢できない」なのか。。。

正直、こういう時のけんの気持ちは、父親の私もまだ良く分かりません。

感情を隠せない けん

けんは まだ、自分の感情を隠せません。

嬉しいにしても、悲しいにしても、すぐに表情や言動に表れてしまいます。

だけどその分、親としては、けんの感情そのものと付き合うことができます。

他の3人の子ども達も、感情を見せない部分や我慢する部分があるとしても、実際には生(なま)の感情を持っている、ということを考えさせられました。



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