訴えるのが下手

「落雷」までのパターン

けんは MAXで機嫌が悪いと、家事をしているママについて回ります。

執念深くどこまでも。。。

そして自分の要求を理解してもらえるまで、ママのお尻をベシベシ叩き続けます。

ママは構わず、料理、洗濯、末っ子の授乳。。。

でも、だんだんママの角(つの)が大きくなってきます。

「もう!やめてよ!」

ハイ、落雷しました。所要時間10分。笑

いつものパターンです。



他に方法ないの!?

けんの妹(我が家の三番目)を見ていると、自分の要求を通すのがとても上手です。

要求を通したい時の「カード」を 彼女はいくつも持っています。

時には、甘えながら「抱っこして~」

時には、ひょうきんな顔で「チョコ食べたい」

時には、親の顔をチラチラ見ながらの「シクシク」(ウソ泣き)

・・・・・・実に演技派(笑)。

これはこれで「お前、頼むからちゃんとした大人になれよ(笑)」という感じもしますが、親としては思わずニヤッとして要求を呑んでしまいます。

妹と比較すると、けんは不器用だなと思うのです。

ママのお尻を叩く以外の 表現方法はないのでしょうか?

「僕は怒ってるんだぞ」

けんは言葉が未熟な分、分かって欲しいことがある時、うまく伝えられなくてムカムカすることが多いようです。

解決して欲しい不快感(空腹、退屈、眠い、構って欲しいなど)はあるのですが、その時点ではうまく伝えられません。

我慢の限界を超えると「怒り」になります。

それで最終的には「僕は怒ってるんだぞ」という表現で、ママのお尻を叩くということになるようです。

もし それすらもできなければ、パニックになるかも知れません。

表現できない苦しさ

たとえば私は不安なことがあれば、「相談する」「頼む」「助けてもらう」「ネットで調べる」などの方法で、自分の心が安心できるようにします。

でもけんにはそういう方法がとれません。

けんの気持ちになってみると

自分の気持ちをうまく表現できないということは

不快な要素を解決できない不安感や怒りになりやすいのだと思います。

やっぱり「言葉の習得」は彼の人生を大きく変えるものだと感じます。



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