「自閉症」と「育児」と「夫婦関係」


親の夫婦関係をけんが見ている

昨日「フラッシュバック」について書きました。

自閉症児は過去の記憶を、まるで今起こっていることのようにフラッシュバックして体験するようです。

けんが突然 笑い出したり、泣き出したりするのもそれが理由かなと感じます。

過去のことをそれ程 鮮明に記憶してしまう自閉症児を育てるにあたり、夫婦関係についても感じることがあります。

けんは親の夫婦喧嘩を見た場合、かなり鮮明にそれを記憶するのではないかということです。

妹が泣くと、けんはその泣き声が嫌な様子で、耳をふさぎます。この様子を見ても声に敏感(過敏)なのが分かります。

もしも両親が喧嘩している場面を見た場合、その姿や声がかなり鮮明に記憶され、今後もフラッシュバックするかも知れない。。。そんな気がします。

反対に、仲の良い姿ならばそれも良く覚えていてくれるのかも。

同じパパでも正反対の評価に?

それと私がもう一つ感じることがあります。

これは自閉症児を育てる場合に限らないことですが、夫婦仲が良い方が、子ども達が安心できると共に、両親を自然と尊敬できるのではないか?ということです。

同世代のお父さん、お母さんとも、色々と夫婦関係についてリアルな会話をすることがあります。

何となく見えてきたのは、同じお父さんでも、お母さんから好かれている場合は、子どもはお父さんの良いところを見ようとする傾向があるようです。

しかしお母さんとの関係が悪いと、子どもはお父さんの悪いところにフォーカスしやすい感じが。。。

お母さんの場合も同様の傾向があるかもしれませんが、お父さんの方がより顕著な感じがします。

子育ても大事だけど、夫婦関係が生命線

我が家は子どもが四人もいるため、けんを含めた子ども達に意識がいきやすいところではありますが、私はむしろ妻との関係に第一に気を配るべきだと思っています。

うまく言えませんが、子ども達は夫婦関係が醸し出す空気を呼吸して生きている」とでも言いますか。。。

彼らが窒息するような夫婦関係にだけはしないように気を付けたいと思います。

おっと、あまりパソコンの前にばかりいると、妻の頭に角が生えてきますので、今日はここまで。笑



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