昨日の夕方、家族でカラオケに行ってきました。
きっかけは我が家の四人の子ども達のうちの、女子二人(9歳&4歳)。
最近、YouTubeで色んな曲を再生しては踊って歌っています。
それで「カラオケ行ってみる?」と聞いたら「行きたい!」。
じゃあいくべー(あ、パパは北海道出身です)
ということで、行くことにしました。
けんはカラオケに耐えられるか!?
さて、けんは今までカラオケに行ったことがありません。
今回がカラオケデビュー。というか 歌わないと思うので、カラオケ屋デビュー。
現時点で、けんにとってカラオケそれ自体が楽しいとは思えませんが、何事も経験ですし「混乱せずに頑張ってくれれば御の字」というところ。。。
<心配要素>はいくつかありました。
- 音が大きいけど、大丈夫か?
- 歌は「チューリップ」の歌を口ずさみ始めた程度なので、何も歌えないが大丈夫か?
- 暇になったらどうするか?
それで、ママと考えた<乗り切るための対策>
- ぬりえをコピーして持って行こう!
- ソフトクリームの食べ放題でしのごう!
- ドリンクバーで大好きなココアを!
- お菓子を持ち込んでしのごう!
こんな感じで、けんもできるだけ楽しく過ごせるように頑張ってみようということになりました。
カラオケ屋さんに到着!
カラオケ屋さんの入口に入ると、けんは「ここ、何?」という興味津々の表情。
お店の感じが、何となく楽しそうな雰囲気なんでしょうね。
まだ受付中だというのに、店の中に入っていきたくてお姉ちゃんが引っ張って制止。
受付して一番奥の部屋に入室。
(ここのカラオケ屋さんはキッズルームなどはありませんでした。最近は小さい滑り台が付いているところもあるそうですね)
女子二人がさっそく歌い始めました♬
その間、けんはソフトクリームに首ったけ。二皿食べてトイレに行ったら下痢でした。笑
その後、ココアを持って来てあげましたが、これは意外にもあまり口にせず不発。
この辺りまできて、けんはやることが見当たらなくなったのか、頻繁にトイレに行くスイッチが入りそうに。。。
さっきも行ったばかりなので「トイレ、行きません」と制止。
こんな調子で、入室して20分くらいでさっそく「ぬりえ」を開始・・・!
このペースでは、どこまでもつか怪しい。。。
よく頑張った!
ところが最近のけんが成長したのは、何とか自分なりに楽しく過ごそうと頑張れるようになってきたことです。
音楽を聴くことは好きなので、自分の知っている曲が流れると、ちょっと顔を上げて聴いてみたり、またぬりえを始めたり、という調子で過ごしました。
好きな曲の時、歌えないのは分かっていましたが、ママがマイクを向けてみました。
けんは「うー」と声を出しましたが、普通の子がマイクで声を出して遊ぶのとは少し違います。
やはり「声を出して」と言われてすぐに出そうとしても、自由自在に出る感じではなく、「えーっと、こうかな?」みたいな感じで発声している感じがしました。
その後、ぬりえをほぼ一冊分塗って、カラオケ終了。
女子二人も、パパも沢山歌って満足。
その後、ファミレスで夕食中、けんは少し不機嫌そうな様子はあるものの、大きく取り乱すことはありませんでした。
- 「けんは自閉症だから難しい」と決めつけず、何事も経験してみること。
- けんにとっても、少しストレスのかかる環境で上手に過ごす適応力を身につけること。
こういうことが時々、必要だと思いました。
今回はけんの頑張りに感謝~!
けん、なまら頑張ったな。(なまら・・・北海道弁。「すごい」の意)
☟「いいね!」と思ってくださる方は、クリックをお願いします!
にほんブログ村
にほんブログ村