パパです。転職しました。就労支援を始めます。

おはようございます。

最近、時々しかブログを更新できなかったのですが、

かなり忙しかったんです。

タイトルにも書きましたが、この歳(40歳)で転職活動をしていまして。。。

人生は本当に分からないもんですね~。

このブログを書き始めた時点では想像もつかない職に就くことになりました。

障害を持った方々の就労を支援するお仕事です。


今年に入り、「けんの将来ってどうなるのかな~」と想像することが多くなりました。

けんは自閉症だけでなく知的障害もあるため、現状の社会では就労先はとても限られています。私の住んでいる自治体では片手で数えられる程度とも聞いています。

けんが大きくなった時、知的障害があるからと言って、就労先の選択肢が少ないことに対して何も感じないかはわかりません。

「他の人はたくさんの中から仕事を選べるのに、どうして僕の選択肢はこんなに少ないのだろう?」

「僕は何もできないのだろうか?」

など、もしかしたら考えるようになるかも知れません。まだ先のことですが。

でも「普通の子と同じように自尊心を持っている」ということは現時点でも分かっています。思考力はともかくとしても。

けんが「生きがい」とか「誇り」とか、そういうものを感じられる将来を、就労の面でも準備してあげるにはどうしたら良いだろうか??

そんなことを考えていました。


そんな折、けんの支援学校からの案内で、ママが「保護者施設見学会」に参加してきました。

けんの先輩が支援学校の高等部まで卒業して、見事に一般就労したケースを見学。

クルマ好きの青年がカー用品のお店に就労して、なんと他の社員と同じように給料をもらって元気に働いているというのです!!

もちろん、簡単にそんなことが可能になるわけがありません。

数年間かけて、本人も企業側も努力を続けてきた成果でした。

企業側の受け入れ担当者の説明を聴きながら、その障害者雇用に対する情熱に、ママが感動して帰ってきました。

その報告を聴きながら私も感動して、なんか、夫婦でウルウル。。。

「こういう仕事をしてくれている人がいるって、ありがたいねぇ」

まだこういう会社は少ないと思いますが、5年後、10年後はどうなるでしょうか。

「けんも頑張りしだいでは・・・」


そんな希望を感じた、その日の夜、もう一つの出来事が起こりました。

このブログを興味深く読んでくれている友人からLINEが。

私が転職を考えていることを知っていて、「こんなのあるよ」と、ある求人を紹介してくれました。

その仕事がなんと「就労支援員」

何か運命めいたものを感じました。。。


そして、その求人に申し込むことを決断して3カ月後の今日。。。

5日間の新入社員研修を終え、明日から本格的に勤務開始です。

けんのように障害を持った人たちも、そうでない人たちも、自分の可能性を最大限に発揮して人生を楽しむことができる社会に!


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