「見通しが立つ」ということ

休日が怖い

自閉症児にとって、「見通しが立つ」とはどういうことで、「見通しが立たない」とはどういうことなのでしょうか?

けんにとって難しいのは休日です。

学校がある日は、ある程度生活のパターンが決まっていて、見通しが立つ状態で生活しています。

しかし休日は彼にとって「今日はどこかに出かけるの?出かけないの?」「楽しいことは何かあるの?ないの?」「いつまでこうしていたらいいの?」「いつになったらごはんを食べられるの?」などなど、見通しが立たないことが多いようです。

半日も見通しが立たないまま生活していると、確実に機嫌を悪くして「腕かみ」をしてしまいます。

「不確実性」の中に放り込まれた感じ

健常者であれば、言葉で尋ねることもできるし、相手の説明も理解することができます。それに、退屈なら自分なりに発散する方法を探して ちょっと出掛けるなり遊ぶなりすることができます。

しかし、けんはそうしたことが苦手です。言葉で未来のことを尋ねたり、相手の説明を理解したりが困難。「これをしようね」と言ってもらえれば楽ですが、自分で「退屈だからこれをやろう」と考えることが苦手です。

健常者は「何もすることがない」とは言っても、妻と話したり、コーヒーを入れて飲んだり、スマホをいじったり、退屈なりの過ごし方が。

でも恐らくけんにとっては「何もすることがない」ということは、恐ろしいほど退屈であり、いつまでそれが続くのか分からないような、不確実性の中に放り込まれた不安感を感じることなのかも。。。

スケジュールを絵で示す

言葉で伝える代わりに、我が家ではを使い始めました。
ネット上から「お家」「学校」「ごはん」「公園」などを示す絵を探してきて、冷蔵庫にマグネットで貼っています。

けんはこれを気に入ったようです。
毎朝、絵を順番に指さしながら、今日のスケジュールを確認して満足げにしています。

どうやらこれが「見通し」「安心」につながる様子。

「スケジュール確認」をつかって「絵」から「ひらがな」へ

冷蔵庫のスケジュール確認が気に入り始めると、けんの発語が少しだけ増えました。

「ガッコ」「オウチ」「ゴハン」「ネル」「クルマ」・・・

それが自分の安心につながるからだと思いますが、発音が下手ながらも口に出して確認し始めました。

それで今度は、ひらがなのマグネットを作って、より細かいスケジュールを伝えることに。

たとえば「お家」の絵の横に、「ぱずる」「おえかき」「ぼーるあそび」など、より細かい過ごし方を平仮名で示します。

ちょうど学校や放デイで 平仮名なぞり文字と音のマッチングをしてくださっているので、これなら覚えられそう。

二年前、特別支援学校の入学時には、ちょっと考えられなかった成長で、お世話になっている先生方に心から感謝です。




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