おはようございます。久しぶりの投稿です。
超大忙しの期間だったのですが、落ち着いてきたので、またぼちぼち再開したいと思います。
しゃべらないのは「のどの機能」の問題もある
自閉症は「脳の働き」だけでなく「全身の疾患」という側面があるらしいです。
なので、「しゃべるのが苦手」ということ一つをとっても原因は色々とあります。
脳の機能の問題で「しゃべる」ことで人に働きかけること、そのものに関心が弱い、ということもあるかも知れません。
でも、発声するための「のどの機能」が未発達で、声を出すことが辛いとか疲れる、億劫だ、ということもあるようなのです。
けんも発声する時、妙に甲高い声を出したりするのですが、恐らく声帯の使い方が不器用であることも関係していると思います。
そんな大声出せたんだ!?
ところで、我が家では朝と夜の挨拶があります。
朝は「今日も元気に!」「エイ、エイ、オー!」とみんなでやっています。
夜、寝る前も布団の上で「明日も元気に!」「エイ、エイ、オー!」。
(寝る直前5分間の気持ちは、睡眠にも影響を与えるようで、その日一日、どんなことがあっても、嬉しい気持ちで眠りにつくことが大切なようです。)
けんはいつも、あまり声を出さないので、「エイ、エイ、オー!」のタイミングに合わせて手を上に上げる、ということを、その時の気分によってやったりやらなかったりです。
でも先日、みんながビックリするくらいの大声を出したことがありました。
気分が良かったのか、ありったけの声で「エイ、エイ、オー!」と叫び、
表情も「全力投球」そのものの表情。
「な、なぜそんなに本気!?」
みんなで大笑いしてしまいました。
そしてこの時は、「妙に甲高い声」ではなく、「普通の地声」でした。
けんの地声を、こんなに大きな声で聴いたのは、みんな初めてだったかも知れません。(泣き声以外では)
のどの機能が未発達だと、発声だけでなく、食べ物を飲み込んだりすることも苦手で、硬い食べ物を避けて偏食になることもあるそうです。
だからけんの放デイでは一生懸命に硬い食べ物を食べさせてくれます。
いや~、色んな事がつながっていますね。
発語が遅れている子、偏食の子は、口やのどを鍛えてあげましょう!
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