おはようございます。
自閉症児は切り替えが苦手な傾向があるそうですが、
けんも切り替えがうまく出来ない時があります。
最近はお風呂の時間になっても、なかなかその前の行動がやめられず、切り替えられないということがあります。
我が家の生活パターンはだいたい、
夕食→テレビなどのんびり→お風呂
・・・という感じ。
夕食後の「のんびりタイム」では、けんはだいたいタブレットを使ってAmazonプライムの好きな動画を観ています。
(自閉症で知的障害があっても、タブレットの操作は分かってる!現代っ子ってすごい!)
お風呂に関しては、だいたいママが先に入って、少ししてから子ども達を呼び出します。
浴室内に「呼び出しボタン」があって、
ぴーっぴぴ!ぴーっぴぴ!ぴーっぴぴ!
という音が鳴ると、子ども達がゾロゾロとお風呂へ。。。
ところがけんだけは、なかなかお風呂に向かいません。最近、特に増えてきました。
どうしてだろう・・・?
切り替えができない理由
可能性として思い当たる理由は二つくらいあります。
①Amazonプライムの動画に固執している。
②夏場になり、浴室の蒸し暑さが苦手で敬遠している。
両方ともあり得る感じはします。特に最近は気温が上がって来たので、②が強いのかなと。
でも、お風呂に入らせない訳にはいかないので、何とかしないといけません。
切り替えられない時の対処法
対処方法も色々と考えてみましたが、
①怒って押し出すようにお風呂に行かせる。
→これは、機嫌が悪くなりました。
健常者からすると「なんでこれくらいの切り替えができないの?頑張ってよ」と思いますが、本人にとっては死活問題と言っていいくらいの苦しさがあるようです。
②手のマッサージをするなどして、切り替えを促す。
→時間はかかりますが、少しマシです。
身体に別の刺激を入れてあげることで、固執している物事から意識をそらしてあげるというやり方です。
③口の中にひと口ゼリーの凍らせたやつを入れてあげる。
→昨晩 ママから出てきた案で、まだ試してません。「暑さが苦手」という仮説が正しいとすれば、冷たいものを口に入れてあげることは効果を発揮する可能性があります。
自閉症児は体温調節が苦手だとも言われます。
だから毎年GWを過ぎて6月くらいになると、身体が慣れるまで、一週間くらい暑さでいったんダルそうになる けんです。
身体を健康にしていってあげると共に、自分の身体との付き合い方も編み出させていく必要があります。
将来、できるだけ自立したかたちで生きていけるように、親子で努力中です。
☟「いいね!」と思ってくださる方は、クリックをお願いします!
にほんブログ村