遊びの中にあるストーリー

雑談「最終的にちょうど良くなった話」(笑)

おはようございます。

私は仕事で野外にいることが多く、3月上旬からサングラスをしていたら、目のところだけクッキリと日焼け跡がついてしまいました。

「3月上旬からこれかよ~」。それでサングラスは自粛。

しかしその後、花粉症の季節になり

くしゃみ鼻水が溜まらないので毎日マスクをつけて仕事。。。

そうしたら今度は目のところは焼けて、頬から下は焼けず、

結果的に顔全体が同じくらいの色になって良かったという

不思議な現象を体験しました。。。

(ちょっとでも笑った人は、ページ下のボタンを後でクリックしてね!)

映画『カーズ』のおもちゃ



さて、けんは映画『カーズ』の主人公「マックイーン」が大好き。

小さい頃から、映画の中のレースのスピード感あふれるシーンに惹き込まれるように観ていました。

(普通の人に比べて視覚優位なのもあると思います)

<『カーズ』の傘>

保育所に通っていた頃は、『カーズ』の傘を買ってあげました。

けんはその傘をさして、傘の内側の透明な部分から見ながら歩くのが大好きでした。

傘の柄のところを持たずに、透明ビニールの部分を、まるで車のフロントガラスのように目の前に持ってきて歩く。。。

多分、本人の中ではそうすることで、まるでカーズの車に乗っているかのような視界を体験していた感じ。

傘を使った、ちょっとした「マックイーンごっこ」かな?

それでいつの間にか雨が降っていなくても、保育所の駐車場から建物までの間は、毎日 傘をさしてました。笑

それは3年くらい前までの話で、最近は普通に傘をさせるようになりましたが。。。

<大きなマックイーン>

最近はというと『カーズ』シリーズのミニカーをたくさん買ってあげていたのですが、ある日、ママの妹から けんに誕生日プレゼントが。

開けてみると、中には「大きなマックイーン」が!

だいたい長さが25センチくらいあって、ボディをパカッと開けると、中にミニカーを収容できるというもの。

けんのお気に入り「大きなマックイーン」

最近のけんは これが大好き。

この「大きなマックイーン」を使った遊びがルーティンになっています。

  1. まず、大きなマックイーンの中にミニカーを収容
  2. 大きなマックイーンで、雑巾がけをするようにリビングをかなりのスピードで疾走!
  3. キッチンの方に入る曲がり角は映画さながらの急カーブ!
  4. スタートした位置に戻ってきたら、中のミニカーをガラガラと出す
  5. その後、もう一度ミニカーを収容
  6. そしてもう一度リビングを同じように疾走するけど、なぜか今度はバック走行
  7. スタート位置に戻って、ミニカーをガラガラと出す

このルーティンをやっている時、多分、本人の中では 映画『カーズ』で観た世界がそのまま再現されていると思います。

私が見ていても、「たぶんこれは映画のあのシーンだろうな」ということがあります。

自閉症児は頭の中のイメージを、実際の体験に近いくらいリアルに体験すると言います。

「ストーリーがある」ということは・・・

このように、けんの遊びの中には、何らかのストーリーがあったりします。

けん自身は人との会話は豊富ではありません。少し自分の気持ちを訴えるようになったくらいです。

でも、けんの遊びの中では ミニカーたちが会話をしたり、何らかのストーリー展開があるようです。

「ストーリーがある」ということは、けんが表現できずにいる内面に、周りの人が考えているよりももっと「普通の人に近い会話の世界」があるということかも知れません。

やがてはそれが、実際の人との会話につながっていったらいいな、と思います。


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