実は「普通の人」と一緒

無線のように聴こえにくい耳?

おはようございます。

以前、「もしかしたら けんの耳は無線で聴くときのように、聴こえにくいのではないか?」と書いたことがあります。

健常者の私でも、無線で聴くときには苦戦します。

私の場合、高い声は聴こえやすく、低い声は聴きとりにくいです。

また、高い声でも方言でしゃべられると、無線ではフランス語にしか聞こえません。

低い声の人が方言でしゃべると最悪で、無線ではそれはもはやドイツ語です。笑

毎回、聴き返すのも悪いですが、理解しないと仕事ができないこともあり、困ってしまいます。

ところが無線を介さず、その人と直接話すと、問題なく聴きとることができるのです。

人間の耳はとても精密なもので、

これだけ技術が発達しても、無線では耳の代わりを完全には果たせません。

自閉症児の場合にも「何かを言われている」ということは分かっていても、

耳の機能に微妙な狂いがあるだけで、内容が聴きとれないということがあるようです。

聴き取りやすい声や言い方もあれば、聴きとりにくい声や言い方があるようです。

けんを見ていると、言葉がハッキリと聴きとれない分、相手の表情やシチュエーションから、何を言われているのかを理解しようとしているようです。

私も職場で無線の相手が何を言っているのか分からないとイライラを感じますが、

けんも新学期になり先生が代わって、同じ指示でも違う声で言われると聴きとれず、イライラするようです。

「新しい環境が苦手」・・・?

自閉症児は「新しい環境が苦手」とか「変化に弱い」とよく言われます。

でも実は「新しい環境」になったことで

「今までうまく出来ていたことが、出来なくなって不安定になる」

たとえば「聴こえていたはずの指示が聴こえない」「わかっていたはずの次の行動が、どうすれば良いか分からない」

ということがあるのではないかと思います。

「新しい環境が苦手」とだけ言われると、まるで異星人のように不思議な感じがしますが、

新しい環境が苦手な「理由」まで考えてみると、視覚・聴覚・触覚などの微妙なズレによって、誰でも戸惑うような不快感を感じているのだと理解できます。

つまり、感覚に多少の異常があるだけで、実は本人は「普通の人」と一緒なのではないか?と思うのです。


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