頭のど真ん中から消えない

多動の子にはちょっと辛い「展示会」

今日は長女の造形教室の展示会があり、午前中に 家族で出かけてきました。

駐車場に到着するや否や、けんが不機嫌。。。

どこかに行かないように けんの手を必死に握る私と、振りほどこうとする けんのせめぎ合い状態。。。

たしかに造形の展示会は けんには退屈でしょうけれども、それにしても酷い機嫌の悪さ。

しかし今日は長女が「銀賞」をいただいたので、なんとか表彰までは会場に居たい私と妻。

けんが暇になった時の対策で、妻がカバンからカーズの塗り絵を取り出しました。ナイス!

ところが塗り絵を渡しても機嫌が直らず、マックィーンの塗り方が粗いこと粗いこと。笑

表彰まであと15分でしたが、「こりゃあダメだ」と判断して私がけんを連れ出すことに。

会場のすぐ隣にセブンイレブンがあったので、そこで大好きなカフェオレを購入。

飲ませるとご満悦な様子のけん

機嫌が直ったので、私は無事に長女の表彰を動画に収めることに成功しました。ほっと一息です。



セブンイレブンが頭の「片隅」じゃなく「ど真ん中」だった?

私たち夫婦は、けんの調子が悪かった時には、少し振り返りをします。

思い返してみると、カフェオレ以前と以後で、どうしてこんなに機嫌が変わったのだろう???

まず第一に、妻によれば けんは今日 朝食が少なめだったので、何かお腹に入れたい状態だったようです。

そして第二に、車で駐車場に入場する瞬間、セブンイレブンの看板がバッチリけんの目に焼き付いて。。。

この二つの条件が重なり、展示場にいる間中、

「腹減った。セブンイレブンあった。腹減った。セブンイレブンあった。。。」

こんな感じだったんじゃないかと、私は推測しました。

健常者がお腹が減っている場合は、「展示を観る一時間くらいは我慢して、帰りにセブンイレブンに寄ろう」と考えますよね。

ですが けんは段取りを理解するのが難しいので、「観てから→セブン」という解決ができずに、頭の中が戦争状態になるのかも。

それと、何かとストレスを感じることが多い中で、「食」は けんにとって手っ取り早く「快」を手に入れる手段なのだと思います。困ったときは「食」で満たされたいという。。。

それが今日、けんの頭のど真ん中からセブンイレブンが離れなかった理由だと思います。

二つ以上の条件が合わさると・・・

帰りの車の中で、妻と「展示会が退屈なだけじゃなく、空腹、それからセブンイレブンを見てしまった、いくつか条件が重なると、けんは大変な感じになるね」と話しながら帰りました。

今日のような「手ごわいパターン」だと、以前は けんに対して手荒になってしまったり、放っておいたり、いずれにしても家族みんなが疲れた気持ちになることが多かったです。

でも、少しずつ「けんがどんな感じ方をしているのか」に家族が詳しくなっていけば、円満に解決できることも増えていくのではないかと思っています。


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