暇なときはキックボード(リビングで。笑)

けんは最近、家にいる時の機嫌がいい。

自閉症児はやることがなかったり、どうやって過ごしたらよいのか分からない時、とても苦痛を感じると言います。

そんな時のうまい過ごし方を身につけることは、自閉症児にとってかなり大切なこと。

日常的に機嫌が悪くなって調子を崩すことは、けん自身にとって「自分をうまくコントロールできない」という自信喪失にもつながるかも知れません。

最近 調子が良い理由は、どうやら「キックボード」にあるんじゃないかと思います。

けんはストライダーで鍛えたバランス感覚で、もちろんキックボードも楽々。

放デイから家に帰ってきてやることがないと、キックボードで「スイスイ~」と遊んでいます。

リビングで。。。

このマンション、賃貸なんですけどね。いろいろと心配なところはありつつですが。

でも室内でできれば、暇になった時にパッとできるので、けんにとってはとても有効なようです。

0歳の弟だけは、キックボードで踏まないでくれ~。南無阿弥陀仏。

学校の先生に「キックボードで気分転換してます」と連絡帳でお伝えしたら、「とても大切なこと」と返事をいただきました。

一人で上手に過ごす術

支援学校高等部を卒業した後、支援学校のように先生がかかりっきりになってあげられない環境の中で、障害を持った子どもさん達は頑張っていかなければなりません。

そんな時、自分自身で気分転換できたり、一人で上手に過ごす術を持っていることは、とても大切なことなのだとか。

そのレパートリーを増やしていけたら、自信がついてくるかも。

東田直樹さんも著書(『自閉症の僕が跳びはねる理由』)の中で、自閉症の人が自分で自分をコントロールすることの難しさに言及しています。

(自分の意に反して衝動で声を発したり、跳びはねたりしてしまう、ということでしょう)

耐える力と書いて「耐力(たいりょく)」

自分の身体との付き合い方、乗りこなし方、とでも言ったらいいでしょうか。

将来を見据えて、身につけさせてあげたいところです。



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