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マスコミによる印象操作・偏向報道の手口まとめ - メディアバイアスとフェイクニュースによる情報操作とは?

DS速報マスコミによる
情報操作の手口
まとめ
更新日:

テレビ・新聞などのマスコミは、巨大な力を持っている。

わずか数人の手で配信されたニュース報道が、時として数百万人の思考(判断)に影響を及ぼすことがあり得るのだ。


そんなマスコミには、当然ながら公正中立な報道姿勢が求められる。

・・・しかし、現実はあまりにも酷い。マスコミは その巨大な力を悪用し、特定の権力層に利益をもたらすよう世論をコントロールしている。

すなわち「マスコミは権力層のプロパガンダツール」と言っても過言ではない。


本稿では、マスコミが世論誘導する際の常套手段について纏めた。

1.偏向報道(メディア・バイアス)

昨今たびたび耳にするようになった「偏向報道」。Wikipediaでは次のように説明されている。

ある特定の事象について複数の意見が対立する状況下で、特定の立場からの主張を否定もしくは肯定する意図をもって、直接的・間接的な情報操作を行うといった報道のことである。


偏向報道の手口は、以下の3つに集約できる。

1−1.報道しない自由

視聴者が左翼イデオロギーを受容するのに役立つ事件を、「主に」もしくは「そればかり」選別して報道する。その一方で、都合の悪い内容は "敢えて" 報道しない。

1−2.印象操作

事件を包括的に報道せず、左翼の見解に結論づけられるような側面だけを 切り取って報道。

1−3.マジョリティに見せかける

左寄りのコメンテータに多くの意見を述べさせ、他の組織や個人の意見を少なめに報道。すなわち、少数派の意見を あたかも大衆世論のように見せかける。

偏向報道の具体例

【マスコミ報道】

小学生ぐらいの男の子と その父親が道を歩いていた。その父親は何を思ったか いきなり我が子を突き飛ばした。突き飛ばされた子供は木にぶつかって泣いている。

その父親の職場の同僚がインタビューで「彼は最近、ストレスが溜まっていたみたいです」等と発言。

【真実】

小学生ぐらいの男の子と その父親が道を歩いていたら、飲酒運転の車が猛スピードで向かってきた。父親は我が子を逃がすため、とっさに突き飛ばした。

子供は近くの木にぶつかったものの、かすり傷。車に轢かれなくて幸いだった。


・・・上記は筆者の作り話である。しかし、マスコミではこれ以上の偏向報道が実際に行われているのだ。

また左翼マスコミは、重箱の隅をつつくような 保守派の些細なミスを、「ファクトチェック」という名目で大々的に報じる。

マスコミの印象操作を皮肉った風刺画

マスコミの印象操作・偏向報道の風刺画

2.脚色したストーリーを作り上げる

1960年代から左翼マスコミとハリウッドは、「強く自立したシングルマザー」の生きざまを美化。背後にある深刻な家庭崩壊の事実を覆い隠してきた。

性の解放運動福祉の促進は、人々のモラルを退廃させ、貧困を悪化。犯罪を増加させた。


このような筋書きが普遍的に見られるのは、マスコミと一部の政治勢力の共謀によるもの。

視聴者が目にするストーリーは、多くの場合 "事実を超えて" 報道されている。制作者側が、自分たちに都合よく脚色しているのだ。

黒人の貧困問題と犯罪率の真相 - 米国黒人GDPは世界18位!?アメリカ黒人のGDPは世界18位?目覚ましい発展を遂げた黒人の成長の一方で、ブラック・ライブズ・マターなどの悲しい出来事は黒人をいまだ幸福には見せない。その本当の原因とは一体何なのか?黒人経済学者ウォルター・ウィリアムズ教授による斬新な分析で筆者の目から鱗が

3.社会のアジェンダ設定

マスコミは、重要な問題を手短に報道したり、あるいは全く報道しないことが可能。すなわち「社会テーマ(アジェンダ)の優先度」を左右できる。

事例1)
極めて少数にしか該当しないLGBTの人権が、マスコミでたびたび話題となっている。

LGBTの不都合な真実② - 同性愛は先天的(生まれつき)ではない / 同性愛者の割合を誤認させるメディアの印象操作今回の記事はLGBTの一部分である、同性愛者にフォーカスをしてみようと思


事例2)
ロシア-ウクライナ問題については大々的に報じる一方で、イスラエル-シリア問題については ほとんど報じられない。

4.ポリティカル・コレクトネスで検閲

ポリティカル・コレクトネス(略称 ポリコレ)は「人種・宗教・性別などの違いによる偏見・差別を含まない中立的な表現や用語を用いること」と定義されている。 出典

「多様性を認め尊重する」という趣旨で始まったポリコレだが、言葉狩りの温床となり 逆差別を生み出しているのが現状だ。

ポリティカル・コレクトネスの事例 - 性的少数者・LGBTへの配慮で「父・母・紳士・淑女」などが言葉狩りにニューヨークにあるキリスト教系の学校(グレース・チャーチ・スクール)が、言葉に関する新ガイドラインを発表


ポリコレは 報道内容や報道の仕方に大きな影響を与える。

例えば、ヨーロッパの一部の国にある「ヘイトクライム法(憎悪犯罪法)」。この法律のため、現地マスコミは 移民による犯罪を報道することができない。深刻な社会問題であるにも関わらず、だ。


アメリカ左翼マスコミも犯罪報道を検閲。犯罪者の移民在留資格の報道を控えている。

日本のマスコミも、特定アジア国籍の者が犯罪を犯した場合、名前や国籍を正しく報じないケースがある(匿名報道、通名報道)。

5.保守派の情報筋にレッテル貼り

左翼マスコミは、保守派の発言を引用する際に「保守派」「右翼」「宗教的な右翼」と呼ぶことが多い。

「保守派の意見が偏重しており信用できない」という印象操作を加えるのだ。


一方、リベラル あるいは リベラル系シンクタンクの情報を引用する際は、「学者」「専門家」といった呼称を使用。

暗に彼らの意見は公平・客観的・理性的・信頼できると ほのめかす。

トランプ前米大統領へのレッテル貼り

  • 人種差別
  • 性差別
  • 反移民で外国人嫌い
  • 教養のない白人

など

反コロナワクチン・反マスク集団へのレッテル貼り

  • 非科学的
  • IQが低い
  • 陰謀論者
  • 他人の迷惑を考えない

など

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6.フェイクニュースの捏造

上述した「印象操作」どころではなく、完全な嘘(フェイク)をでっち上げて報じることもある。

トランプ前米大統領を例に挙げると、アメリカの左翼マスコミは根拠のない言いがかりをつけ、トランプ政権を妨害。トランプ大統領とロシアの陰謀説を盛んに報道していた。

しかし その後、特別顧問調査団はトランプ陣営がロシア側と共謀したという事実はないと発表。

■ ロシアゲート事件:
【ロシアゲート=オバマゲート】米国のモリカケ問題①「ロシアゲート編」 無罪のマイケルフリンとFBIの罠2020大統領選のオクトーバー・サプライズ候補の一つともされる「オバマゲート」。実はオバマ大統領が


そして日本のマスコミは、「○○によれば(例:米CNNによれば 等)」という枕詞を使い 海外左翼マスコミが捏造したフェイクニュースを報道する。

※ 日本のマスコミが独自にフェイクニュースを捏造することもある。

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7.偽旗作戦

上述した「フェイクニュースの捏造」や「レッテル貼り」に、更にひと手間加えたのが偽旗作戦だ。

マスコミは左翼工作員と共謀していることが多い。次のような手順で世論を誘導する。

  1. 左翼工作員が「保守派のふり」をしてデマを流す。それを、裏で繋がっている左翼マスコミがファクトチェック。
  2. 「保守派の主張はデマばかり」だとレッテル貼り。
  3. デマと真実を混同させ、真実さえも「陰謀論」として葬り去る。
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  1. 偏向報道(メディア・バイアス)
  2. 脚色したストーリーを作り上げる
  3. 社会のアジェンダ設定
  4. ポリティカル・コレクトネスで検閲
  5. 保守派の情報筋にレッテル貼り
  6. フェイクニュースの捏造
  7. 偽旗作戦


マスコミが公正中立ではないことに、常に気をつけていきたい。